いきなり「わたくしごと」なんですが、今回のはなしの前に説明させてください。
わたしの母は、父と離婚してその後再婚。
現在は、義父の実家の離れに義父と住んでいます。
母屋には、母にとっての姑さんと舅さん(当時)が住んでいます。
そんな、母の暮らす家に遊びにいったときのはなし。
洗濯物の干しかたが気になった
母と庭で洗濯物を干していたら、ぜーーーんぶ裏返して干していたんです。
だから、不思議に思って
「どうして全部裏返して干すの?」と聞いたんです。
ただの素朴な疑問ですよ。単純に理由を知りたかったから。
「どうして空は青いの?」くらいの澄み切った質問。
その当時40才辺りの私だったけど心は8才のピュアな質問。
なのにさ、なのにさ…
しーっ。
そんなピュアな8才乙女の質問に、母は
「シーーーーーーっ、聞こえるじゃろ、洗濯物が日に焼けるから反対側に干すって言うとよ。ヒソヒソヒソ」
ようは「洗濯物が日焼けして変色しないように全部裏返して干している」っていう、聞いてしまえば実に単純な理由があったわけです。
そう、その理由を知りたかっただけなのです。それでいいのです。
なのに
シーーーーーっ、聞こえるじゃろ

これっていらなくね?
そうなるとさ、なんかさ、なんかさ

「シーーーーーーっ、聞こえるじゃろ、洗濯物が日に焼けるから反対側に干すって言うとよ。ヒソヒソヒソ」
それを囁かれてる私って、その感じってはたから見たらやっぱり

わたしもあんたの一味じゃねーか。



悪党おばばコンビ(笑)
はて、一体誰に聞こえるといけないのか?
これは、姑さんですね。
ようは、母は、姑さんが言うから、洗濯物をしぶしぶ裏返しにして干していたんですね。
不満があったんですね。
だから、わたしの質問に、あんな返事をしたわけですね。
だけど、勘弁してよ。


私は単純にその理由を知りたかっただけなのに。
具体例は浮かばないけど…
でも、もしかすると、私も、母側になっていることがあるのかもしれない。
具体例は浮かばないんだけど、自分に不満や後ろめたさがあったときに、変な対応をしているのかもしれない。
子どもの素朴な疑問に変な返しをしているかもしれない。
気をつけないといけないなぁと思ったのでした。



具体例……浮かべ
まぁ、でもね。母の気持ちもね。


人間だもの。まぁ、母の気持ちもわかる。
というか、いや、やっぱわからんか……。
でも、そういう反応をとっさにしてしまったのは、きっと普段から姑さんに気を使ったり、不満をもっていたりしたのかな。
くらいは百歩ゆずって理解することにした。
母には、このことについてなにも言っていない。
ちなみに、この姑さんは強烈キャラであり、話を聞いているだけの私にとってはおもしろい。また書けたら書こう(笑)
どうして空は青いの?


どうして空は青いの?
じつは、空が青く見えるのは、太陽の光が空気を通りぬけるとき、空いっぱいに青い光が散らされるからなんだ。
夕やけ空のふしぎをさぐろうより引用
子どもや誰かの素朴な質問を、ちゃんとシンプルに質問として受け取れる人でいたいな。
だけど、それには普段から自分自身に余裕がないとだめですね。
な~んてきれいにまとめようとしてますが、今回の件、そこまで気にしていません(笑)
ブログのネタになったことに感謝するだけです
おしまい。
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