子どもの「日記・作文」の宿題って、億劫になりませんか?
文章を書くのが好きな子どもならいいのですけど、嫌い(苦手)だとねぇ……。
わが家の娘さんは、まさに後者「文章を書くのが嫌い」です。

億劫だわぁ~
だけど、こちらの本⬇を参考にしたら、宿題の日記がラクに書けたのです!
キーワードは
教えたいことは?
今回は「教えたいことは?」で、日記や作文をラクに書く方法を紹介します。
(「日記」の体験談ですが「作文」の参考にもなると思います)
キーワードは「教えたいことは?」だけ
冒頭にも書きましたが、日記や作文がラクに書けるようになるキーワードは「教えたいことは?」です。


日記や作文を「書こう」と言わず「教えたいことは?」と聞くのがポイントです。
これを知って活用するだけでも、日記や作文に変化がうまれると思います。
「教えたいことは?」で日記・作文を書くときのポイント


「教えたいことは?」で、日記・作文を書くときのポイントを紹介します。
「知りたい!教えて♪」の姿勢で聞く
「教えたいことは?」と聞いておきながら、興味なさげじゃダメでしょ~。
というわけで、テンション高めに



「教えたいことある?」
と聞いてみました。
「教えたいこと」が少しでも出てきたら、さらに「えっ?なになに?知りたい知りたい!教えて♪」


すると「教えたいこと」をもっと詳しく教えてくれます。
教えたいことが出てくれば、ほぼ日記は完成です。
興味津々の姿勢で聞く
感嘆詞には「教えたいこと」が隠れているかも
「教えたいことは?」で、言葉がなかなか出てこないときは「へぇ~」「ほぅ」「はっ」などの感嘆詞から探ってみます。


本の中には、こう書かれていました。
(中略)感嘆詞には、あなたの「言葉になる以前の感情」が隠されています。
『気持ちをもっと言葉にできる本』木暮太一著 より引用しました。
私も実際に活用してみました。
娘の「教えたいこと」を掘り下げるために



「へぇ~」「おっ」「はっ」とか思ったことあった?
と聞いてみました。
娘は、お友だちの家に行ったときの玄関先のエピソードを教えてくれました。
「おっ」「はっ」の中に「教えたいこと」が隠れていました 笑。
感嘆詞から「教えたいこと」を探してみる
感想が単調になるときは「比較」する
「楽しかった」「うれしかった」「びっくりした」などの単調な感想から一歩踏み込めないとき
⬇⬇⬇
「比較する」ことで、オリジナルの言葉が引き出せるそうです。
例えば「うれしかった」なら、過去に経験した「うれしかった」と比較してみます。


「◯◯とおなじくらいうれしかった」とか「◯◯よりもうれしかった」とか、はたまた「◯◯のほうがうれしかった」とか。
この「◯◯」の部分には、子どもの体験が入ります。
自分だけの体験が入るから、単調だった感想がオリジナルの言葉になるというわけですね。
「比較」して、オリジナルの言葉を引き出す
反省……「いつ?」「どこで?」から聞かない
わたしは、日記や作文を「5W1H」に当てはめて書かせていました。
ちなみに「5W1H」とはこちら⬇です。
- いつ(When)
- どこで(Where)
- だれが(Who)
- なにを(What)
- なぜ(Why)
- どのように(How)
日記や作文を書かせる方法ってよくわからないし、正直チョーーめんどくさかったのですよね。
だから伝家の宝刀「5W1H」
そうやって書かせといて、子どもの日記に



「業務日誌みたい」
「ただの行動記録やん」
ってブツブツ言っているんだから、たちが悪いです。
子どもも面白くないですよね。
反省しています……。
日記や作文は「教えたいこと」➡「事実の説明」で書く


日記や作文は
まず「教えたいこと」 ➡ そのあとに「事実の説明」
を書くということが、とても大切です(「5W1H」は、事実の説明に活用する)
本の中にもこう書かれていました。
(中略)真っ先に事実に目を向けてしまうと、自分オリジナル視点が生まれづらくなります。
『気持ちをもっと言葉にできる本』木暮太一著 より引用しました。
ちなみに「教えたいこと」を引き出してあげれば「事実の説明」は自分でちゃちゃっと書いてしまいました。
日記・作文は「教えたいことは?」で楽しくラクに書こう


子どもに「日記・作文」を書かせるのが大変だったら
教えたいことは?
と聞いてみてください。
ポイントは「知りたい♪」という姿勢で聞くことです。
「教えたいこと」が決まったら、ちょっと事実(5W1H)を付け足して、日記(作文)の完成です♪
と、簡単にいかないこともあるかもしれないけれど(笑)きっと、いい方向に変化があるはずです。
よかったら参考にしてください。
お役に立てたらうれしいです。
おしまい。
\ 参考にした本はコチラ /
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