1冊にまとめなさいシリーズの著者「奥野宜之さん」のひさびさのノート本が、2024年11月に出ていました。
奥野さんのノート術の本が大好きなので、読んでみました。
今回は、その感想などを紹介します。
この本には「メモ」についても、たくさん書かれています。
ですが、今回はふれていません。
おすすめはしないけど私は好き
さいしょに、著者・奥野宜之さんの以前の本を紹介。
こちら
がその「1冊のノートにまとめなさいシリーズ」です。今回の本は「1冊にまとめなさいシリーズ」を、14才あたりの子に向けて少しかみ砕いた内容。
なので「1冊にまとめなさいシリーズ」が好きな人にはオススメ!なんていえません。
だけど、私は好き
ノートを書くことがワクワクするような一文があるだけで、好きになってしまうのです(笑)
例えばこんな
一文とにかく、日々の生活の中で「自分のこと」「頭にあること」を、何か少しでも書くことができれば成功。
もやもや、ごちゃごちゃがスッキリする 手書きノート&メモ術 奥野宜之著 より引用
ワクワクする~っ♪
変態なの
あとね、ノートに貼るもののはなし
買った服の商品タグや友達からのメッセージカードなど、日々の生活の中で記念になるようなものを貼っていけば……(略)
もやもや、ごちゃごちゃがスッキリする 手書きノート&メモ術 奥野宜之著 より引用
すごくそそられる文章です(笑)
ねっ、変態でしょ
生活感がそこにあるノートが大好き。
かわいくお洒落にしてあるノートの中身も好きだし、そんな風なノートになるように努力をすることもあるけど、その日のお弁当のラベルが貼ってあるようなノート……と想像するだけで、ニンマリします。
あっ、はなしがそれてる。
「おすすめはしないけど、私は大好きな本です」と言いたいだけです(笑)
ノートのあれこれが変わってた
14才あたりの子に向けて書いたからなのか?それとも奥野さんの方針が変わったのか?
以前の本と比べてノートのあれこれに「プチ変化・がっつり変化」がありました。
その変化はわたしにとっては、とてもよかったです。
そのときの時間を書くように
以前は「〇時まで」「○時いま」「〇時から」のような書きかたでした。
今回の本では、ノートを書いたときの時間を書くようになっていました。
参照するための努力は不要
参照については、大きな変化がありました。
(前略)必ずしもあとで参照するとは限りません。
むしろ、具体的に「書き残しておいたものが今日の仕事で役に立った」といったケースは少ない。
手書きメモ&ノート術 奥野宜之著より引用
以前は「あとから参照できるようにすること」が重要だったイメージ。
えっえっえーーーーっ(笑)全然ちがうじゃないかぁ。
いえいえいいのです。諸行無常です(笑)
むしろ、私もライフログノートを書いてきて、奥野宜之様の意見に同意であります。
そしてこの一文。
ポイントは「自分の足跡がノートにある」といった感覚を持てることの方です。
手書きメモ&ノート術 奥野宜之著より引用
そうですそうです。これこれ
わたしも、ノートに自分の足跡を感じています。そして、それはいいものです。
そして足跡は、ブログのネタの宝庫でもあります(宝庫はいいすぎか)
ブログを書かれているかたは、ネタ帳も兼ねておすすめです。
ちょっと辛口感想
ちょっと辛口感想します。
こちらの本は「14歳の世渡り術シリーズ」として出されたようです。それだったら
もっと、メモやノートの中身の写真があるといいな
以前の「1冊にまとめなさいシリーズ」や「旅ノート・散歩ノートの……」は、ノートの中身の写真がカラーでいっぱい載ってた。
今回は文字が多すぎて、少し退屈。
私が、こちらの本に先にであってたら、ノートをはじめたかな?と思う。
わたしは、子どもの頃の日々をノートに記録しておきたかった。だから過去に戻りたいと思うこともある。
あの日のこと、あのときのこと、わたしはどんな風にノートに書いたのかな?って思うから。
今、想像しても、もう無理だから。
もう大人だから
だからこそ「今」の子どもに書いてほしい。けど、この本が届くのかなぁって。
書きたい!
ってなるかなぁ?って。
ちなみに、うちの子どもも小さいうち(幼稚園から小学校低学年)は書いていたのです。
今でもたまにノートに書いていますが、ごくたまにです。
なので、もっと子どもたちが「書きたい!」ってなる楽しい本に仕上げてほしかったな。
だけどやっぱり好き(笑)
いろいろ書いてきましたが、けっきょく奥野宜之さんのノートが好きです。
ワクワクするよ~
この本を手にした子どもが、ノートを書きはじめたらいいな。
それが大人になるまで続くといいな。
と思ったのであります。
わたしもノート書こ。
お役に立てたら幸いです。
おしまい。
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