にこ日々へようこそ(管理人にこのプロフィール)
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』 を読みました。
私には無関係だと思って、ずっとスルーしていた本でした。
だけど、なんとなく手にとったときに、目次の言葉が目に止まったんですよね。
- 「人といると疲れる」のはなぜ?
- 私って、細かすぎるの?
あるある!!
あまりにも当てはまるから、ビックリ!! すぐにレジへと向かいました。
私と同じように「当てはまる」と思ったら、1度読んでみてください。
「繊細な部分」へのいろいろな対応策や、繊細さの活かしかたが紹介されているので参考になりましたよ。
それにしても自分のこと「繊細さん」というのは変な感じ。
だって私は…(つづく)
「ガサツ」だって「繊細さん」
この本を読んだ感想を、息子に伝えたときの息子の一言。
「ガサツ」な繊細さんか!!
そうなんです。私は
ガサツ
なんです(笑)
- 「死にゃ~せん」「まぁいっか」が口癖だし
- ちょっとしたホコリはスルーするし
- お尻や足で冷蔵庫を閉めるの得意だし
ひっ引かないで…。
だけど、本を読めば読むほど「繊細さん」に当てはまるんですよね。
あれも納得。これも納得。あるあるある!!
どうやら私のガサツさは、私の中のほんの一部だということがわかりました。
ガサツも私。繊細も私なんだ。
まずは「繊細さん診断テスト」
本の中には、自分がHSP(繊細さん)かどうかを確認する「繊細さん診断テスト」があります。
全部で「23個の質問」に「はい」か「いいえ」で答えます。
一部紹介しますね。
・自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
・他人の気分に左右される
・痛みにとても敏感である
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀さん著より引用
23個の質問中「はい」の数が「12個以上」で、おそらくHSPだそう。
(「はい」の数が、1つか2つでも、度合いが極端に強ければHSPの可能性あり)
私は「14個」当てはまりました。
そもそも「繊細さん」って?
「繊細でストレスを感じやすい人」=「HSP(繊細さん)」
「HSP( Highly Sensitive Person )」とは、アメリカの心理学者「エレイン・アーロン博士」が提唱した概念です。
「HSP」は「敏感すぎる人」「とても敏感な人」と訳されることが多かったようですが、自身もHSPである著者の「武田友紀さん」が、親しみをこめて「繊細さん」と名づけました。
「HSP」は病気ではありません。
生まれもった気質だそうです。
「繊細さん」の本を読んでよかったこと
「繊細さんの本」を読んで、私がとくによかったと思ったところを紹介します。
自分の気質に対する刺激の予防法を知ることができた
本には「五感別(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)の刺激の予防法」が書いていました。
私がすぐに実践してみたのが、まずは視覚「見ない」作戦です。
なんじゃそれ
振り返ってみると、私は無意識に人の表情や態度などを見ていました。
「見る」ことで、相手の気持ちや機嫌を察し「勝手に」疲れたりイライラしたりしていたのです。
本には、視覚からの多くの情報は「メガネなどの度を落とす」「伊達メガネをかける」などの作戦で、シャットアウトしよう!! と書いていました。
だけど私は視力はいいほうだし、伊達メガネも持っていないので、とにかく「無意識を意識」して見ないようにしたのです。
老眼鏡はあるけどな(笑)
見ないうんぬんの前に、クラクラするわ!! あんなもん(老眼鏡)
「見ない作戦」のターゲットは、ひとまず相方です。
もともと相方は、視力がとーーっても悪いので眉間にシワがよりやすいタイプ。
それも充分わかってるのですが、やっぱり機嫌が悪いようで気になる。
だからシンプルに「見ない」を繰り返してみました。
するとあら不思議、前よりはずっと気がラクになったのです♪
「必要のない(余計な)気づかい」がいかに多かったことか
「見ない」だけで、気がラクになるのは、うれしい体験でした。
補足です!!
母ちゃんは、気弱な奥さんではありません。
このままでは、オロオロしたイメージになりそうですが、まったく違います(笑)
どちらかというと、強め。
相手の考えや思考を知ることができた
10年以上前に、ママ友Aさんが、ママ友Bさんの家を確認するときの一言。
「Bちゃんの家って、ゴミ捨て場のところだよね~」
それを聞いていた私は
この人デリカシーがなさすぎっ!!
と、思ったんですよね。
「なんで人の家の目印に、ゴミ捨て場をあげるんだろう…」って。
あれから10年の時を経て、こんな言葉が目にとまりました。
配慮するのが苦手な相手に対して「配慮してくれないなんて、なんてひどい人なんだ」と憤慨するのは、向こうからすると、めちゃくちゃな言い分なのです。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀さん著より引用
私がめちゃくちゃなこと考えていたのか…
それから本を参考に、あのときのことを考えてみました。
たしかに、Aさんは「素直に事実を言っただけ」でした。
もちろん意地悪な気持ちもなかったはず。
今回10年前のできごとを振り返ってみて、自分がものごとをいかに「主観」でみているのかに気づきました。
私はこれから先も、誰かのお家の目印に「ゴミ捨て場」をあげることは出来ません。
だけど「事実を素直にいう人」もいて、悪気がないことを忘れないようにしたいです。
誰かの言動に引っかかったときは、このことを思い出します。
「マジ悪気」は当然別の対応ですよ(笑)
優先順位をつけなくてもいいと言ってもらえた
「優先順位をつけなくていい、重要なものをひとつだけ選べばいい」と書いていて、とてもうれしくなりました。
私は、まさにコレなんです▽▽
深く考える繊細さんにとっては、優先順位づけそのものがさらなる「仕事」になってしまうのです。
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』武田友紀さん著より引用
まず優先順位を決めようとして、思ったように前にすすまなかったり、計画の段階で疲れてしまってやめちゃったり。
「行動が大切」なのに、計画を立てることもきちんとやりたくなってしまうんですよね。
「計画を立てる行動」ばかりしてる!!
今まで「優先順位を決めること」は、なんとなく向いていないのが分かっていたのに、やらなきゃやらなきゃと思っていました。
だって「優先順位をつけるの大事」ってよく言うじゃん。
「重要なものを1つだけ選べばいい」と言われて、頭の中は超スッキリ。
そのときどきで、私にとって重要なことを1つ1つやっていくうちに、たどり着いた未来がいいものになっていた♪となることを信じてみようと思えました。
繊細さんに共通する「5つの力」にニンマリ
繊細さんならではの「5つの力」が紹介されています。
- 感じる力
- 考える力
- 味わう力
- 良心の力
- 直感の力
「私ってなんで、こんなこと気にしてしまうんだろう」
「考えすぎって言われても考えちゃう」
繊細さが、あまり良くないものに感じてしまうときに「5つの力」は、励みになります。
褒めてくれているので、読んでみてください。
ときどき読んでニンマリしていますよ(笑)
まとめ:「繊細さん」の本で心が軽くなりました
『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 』を紹介しました。
本に書かれていることは、当てはまることがいっぱいで、自称「ガサツ」な私にもとても参考になりました。
逆にまったく、ピンとこないものもありましたけどね。
人それぞれなんですねぇ~(当たり前)
普段なぁ~んとなく「気づきすぎる」「なんだか疲れる」なんてことがあったら、ぜひ読んでみてください。
「ラクになるヒント」があるかも知れません。
お役に立てたらうれしいです。
おしまい。